『何か口にしたい。食べたい!飲みたい!』と反射的に思うとき、つい習慣的に
(何の疑いもなく)それを行動に移す。
一旦、立ち止り・・・
『今、本当にお腹がすいている?』
『今、本当に喉が渇いている?』
外に向かっているじぶんの意識を、じぶんの内側の方へたぐい寄せる。
そうして、じぶんの身体の中の状態を観察していくと…
特にお腹がすいているわけではなく、適度にお腹は満たされている。
喉や口の中もカラカラではなく、適度に潤っている。
それなのになぜ、私たちはしばしば反射的に、そういう行動に駆られるのだろう?
アクション(行動)を起こす前に、その時のじぶんの中(身体の中・心・呼吸・心の中)で何が起こっているのかを観察してみる。
呼吸は不規則で、ゆったりと深い呼吸ではない。
心は何か急いでいる。
そして、意識的にゆっくりと深い呼吸をしながら心の中を深く深く掘り下げていくと…
「そうかぁ~!!」と気づくことがある。
『今、じぶんが向き合いたくないこと(ストレスがかかること・逃げたいこと
見たくないことetc…)から目をそむけたい。意識を他にそらして、楽になりたい。』という
心が根底にあって、〝偽物の食欲〟が生まれるようだ。
◎食欲に限らず、タバコ・お酒・ギャンブル・過度の睡眠欲・性欲・物欲…私たちの生活に当たり前にあるTV・音楽・ゲーム・インターネットもそれに含まれる。
わたしたち自身で「今は、そのことと向き合える自分ではないから、少しリラックスさせて、落ち着かせてから、ちゃんと向き合うための手段として利用している。」と認識したうえで、今の自分のことが見えているのなら、何も問題はない。きっといい方向に進んでいく。
でも
あまりに刺激が強すぎたり、長時間(長期間)知らずにはまると、それは【習慣】になる。
何かストレスがかかるたびに、無意識にそれをやる。
意志が強いとか弱い。というよりも【習慣の力】には勝てない…。
反対に
心と身体にいい影響を与えるもの(私にとってはヨガや呼吸法・瞑想・食生活など…)を習慣にしてしまえば、年月はかかっても、じぶんが欲にコントロールされるのではなく
じぶんでその欲をうまくコントロールして、活用していけるようになるのではないでしょうか。(結構、長いことテレビを見ない生活を送っているせいか、たまにつけても長時間見れないのです。。世の中の流れのスピードについていってないのはたしかですw(^^;
・・・日常生活こそ、修行の種がたくさん転がっています(笑)
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